【注目株】ニコン、武田薬、旭硝、古河電、東電、DeNA、国際帝

週明け7日の日本株市場で値動き が注目される銘柄は以下の通り。

ニコン(7731):2012年3月期の連結純利益予想を550億円に減 額した。従来予想は600億円。タイの洪水で生産拠点が打撃を受けて いる点や円高の影響を織り込み、売上高や営業利益予想も下方修正し た。修正後の純利益予想は、ブルームバーグ・データによるアナリス ト17人の事前予想平均564億円を下回った。

武田薬品工業(4502):12年3月期の連結営業利益予想を従来の 3900億円から2700億円へ減額修正した。前期比では6.2%増益予想が 一転、26%減益予想となる。4-9月の実績や為替レートの見直し、 ナイコメッド社の買収影響を加味したとしている。

旭硝子(5201):液晶パネルメーカーの生産調整が想定以上に長期 化し、表示デバイス用ガラス基板の出荷が見込みを下回ったほか、タ イ洪水被害の一定の影響は避けられないとし、11年12月期の連結純 利益予想を従来の1150億円から前期比27%減の900億円に減額した。

東京海上ホールディングス(8766):米国で複数発生したトルネー ドなど海外での自然災害の影響から、4-9月期の連結純利益は前年 同期比17%減の790億円と従来計画の950億円から下振れたもよう、 と4日に発表した。

ミツミ電機(6767):想定以上の売価下落、円高進行が響き、12 年3月期の連結営業損失予想を従来の40億円から85億円に下方修正 する、と4日に発表。前期は50億円の赤字。

NTN(6472):想定以上の円高が今後も続くと予想され、12年 3月期の連結営業利益予想を従来の350億円から300億円へ減額した。 ブルームバーグが集計したアナリスト予想の平均値は316億円。

古河電気工業(5801):12年3月期の連結営業利益予想を従来の 310億円から170億円へ下方修正した。前期は351億円。世界的な景 気減速や円高に加え、タイ洪水による影響が要因。併せて、今期末の 配当予想を1株当たり3円から未定へ変更した。

東京電力(9501):12年3月期の連結純損失が6000億円になる見 通し、と4日に発表。福島第1原子力発電所の事故対応費用や、原発 停止による火力発電所の燃料費用の増加が響く。4-9月期の純損失 は6273億円だった。

ディー・エヌ・エー(2432):プロ野球の横浜ベイスターズをTB Sホールディングス(9401)から買収する契約を結んだ、と4日に発 表。買収額は、球団会社の株67%の取得費65億円と、日本野球機構 に支払う預かり保証金などを合わせ総額95億円。新球団名は「横浜D eNAベイスターズ」を予定。

キリンホールディングス(2503):11年12月期の連結純利益予想 を従来の520億円から270億円(前期比2.4倍)へ引き下げた。第3 四半期会計期間に有価証券評価損で187億円、固定資産減損損失で51 億円を計上、特別損失として織り込んだ。

国際石油開発帝石(1605):原油販売単価の上昇、ロイヤルティー の増加などで円高のマイナス要因を吸収、4-9月期の連結経常利益 は前年同期比51%増の3325億円だったと4日に発表。12年3月期予 想に関しては、ブレント原油価格想定を通期でバレル当たり100.5ド ルから104.8ドルに見直した影響などで、従来の5850億円から前期比 18%増の6010億円に上方修正した。

オリエンタルランド(4661):震災の影響で未定としていた12年 3月期の連結業績予想を4日に公表、営業利益は前期比4%増の558 億円と過去最高を計画した。4-6月は震災の影響で大幅減益となっ たものの、7-9月期は過去最高の営業利益になるなど急回復、下期 もトレンド継続を見込む。

東急不動産(8815):賃貸部門の改善や営業外費用の減少を見込み、 12年3月期の連結経常利益予想を従来の210億円から270億円に上方 修正する、と4日に発表。前期比では、減益率が51%に縮小見込み。

ホシデン(6804):12年3月期の連結営業損益予想を24億円の赤 字に下方修正した。従来予想は13億円の黒字。販売価格の下落や円高 の長期化、原材料価格の高止まりが要因。ブルームバーグが集計した アナリスト予想平均値は2億円の黒字だった。

日本テレビ放送網(9404):コストコントロールが想定以上に進み、 12年3月期の連結純利益予想を従来の170億円から193億円に上方修 正する、と4日に発表。前期比では、減益率が8.3%に縮小見込み。 また、期末配当予想を1株当たり200円と前回の90円から増額、年間 で290円を見込む。従来予想は180円。

古河スカイ(5741):第2四半期に夏場の電力使用規制に備えた前 倒し需要の反動が出たほか、下期には円高やタイ洪水による企業活動 停滞の影響などが見込まれ、12年3月期の連結営業利益予想を従来の 105億円から前期比48%減の64億円に下方修正した。また、タイにア ルミニウム板圧延工場を建設する、と4日に発表。第1期の工場建設 費は約130億円を予定している。

伊藤ハム(2284):中元ギフトの販売不振、食中毒事件やセシウム 問題などで食肉の事業環境が厳しかったことなどで、4-9月期の連 結営業利益は5億円と従来計画の20億円から下振れたもよう、と4日 に発表した。前年同期は4億円の赤字。

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