ソニー:S&Pも格下げ方向、TV事業リストラの負担増など受け

米格付け会社スタンダード・アン ド・プアーズ(S&P)は4日、ソニーの長期格付けを引き下げ方向 の「クレジット・ウォッチ」に指定した。テレビ事業でのリストラ実 施などで、今期(2012年3月期)連結純損益予想を900億円の赤字に 下方修正したことを受けた措置。

S&Pは発表文で、ソニーが今期で4年連続の純損失を計上する 点などを捉え、収益低迷が長引く可能性が強まっていると指摘。また、 携帯電話事業でスウェーデンのエリクソンとの合弁を解消し、負債の 多い合弁会社の持ち分を10億5000万ユーロ(約1100億円)で引き取 ることで、財務への負担はさらに強まる見通しだとしている。

ソニーについてはムーディーズも10月28日、携帯合弁解消で財 務改善が遅れるとして長期格付けを格下げ方向で見直すと発表。格付 投資情報センター(R&I)も同24日付で、テレビの赤字長期化など を理由に格付けの方向性を「安定的」から「ネガティブ」に変更した。

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