コメルツ銀行7-9月:6.87億ユーロの赤字、ギリシャ国債で評価損

ドイツ2位の銀行、コメルツ銀行 の7-9月(第3四半期)決算は、保有するギリシャ国債での評価損 が響き、赤字に転落した。

4日の同行発表によると、純損益は6億8700万ユーロ(約741 億円)の赤字となった。前年同期は1億1300万ユーロの黒字だった。 アナリスト予想では平均で6億7900万ユーロの赤字が見込まれてい た。

欧州の銀行は債務危機解決に向けた措置の一環として、保有する ギリシャ国債で50%の損失受け入れに合意した。これに対応するた め求められる資本強化で、コメルツ銀は29億4000万ユーロの追加 資本が必要な公算だと欧州銀行監督機構(EBA)は見積もっている。 同行は10月27日に、政府支援を必要としないと表明した。

この日の発表によると、コメルツ銀の9月末時点のギリシャ国債 関連リスクは、7億9800万ユーロの評価損を計上した結果、14億 ユーロと6月末の22億ユーロから減少した。

同行は2009年に、「安定した市場環境」を前提に12年に営業利 益を40億ユーロ以上とする目標を設定していた。マルティン・ブレ ッシング最高経営責任者(CEO)は発表文で、「営業利益40億ユ ーロという目標は堅持するものの、市場環境のため来年の目標達成は 不可能だ」としている。

また、12年半ばまでにEBAの資本基準を満たすためリスク加 重資産を最大300億ユーロ減らすことができるとし、「非中核的」資 産の圧縮や売却などの措置を取ると説明した。

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