米情報当局、中国は「世界最大のサイバースパイ国家」-報告書

米情報当局は報告書で、中国を世 界最大の産業スパイ国家だと名指しし、インターネットを通じた機密情 報の違法な収集活動が拡大していると指摘した。

米政府に対する海外からのスパイ活動の防止に当たる国家対情報局 が3日発表した報告によると、中国とロシアのハッカーや違法プログラ マーが米国の技術・産業情報を収集し、研究費の被害額は約3980億ド ル(約31兆円)と推定されるとしている。

今回の報告書は従来の評価からさらに踏み込み、中国とロシア両国 を名指し、経済・商業関係の機密情報を盗んだと指摘した。医薬品や情 報技術(IT)、軍事機器、先端材料、製造工程などの分野が主な標的 となっているという。

報告書は、米中央情報局(CIA)や連邦捜査局(FBI)を含む 少なくとも13の機関から2009-11年に寄せられた情報を基に作成さ れた。業務記録や研究結果、経済データの保存がデジタル化されている ため、海外のハッカーが「膨大な量の情報をほとんどリスクなく速やか に収集する」ことが可能になっているとも指摘した。

-- With assistance from Michael Forsythe in Beijing. Editors: Steve Walsh, Steven Komarow

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 若林有紀 Yuki Wakabayashi +81-3-3201-2263 Ywakabayash1@bloomberg.net 記事に関する記者への問い合わせ先: Eric Engleman in Washington at +1-202-624-1815 or eengleman1@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Michael Shepard at +1-202-654-7347 or mshepard7@bloomberg.net

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