米バークシャー:5四半期ぶり純資産減少か-保有株式の下落などで

資産家ウォーレン・バフェット氏 率いる米投資・保険会社バークシャー・ハサウェイの純資産は5四半 期ぶりに減少したとみられている。米ウェルズ・ファーゴやバンク・ オブ・アメリカ(BOA)の株価下落のほか、株式デリバティブ(金 融派生商品)投資が裏目に出たためだ。

バークレイズのアナリスト、ジェイ・ゲルブ氏によると、バーク シャーの純資産は9月末時点でクラスA株1株当たり9万7868ドル と、6月末時点の9万8716ドルを下回ったとみられる。スタイフェ ル・ニコラウスのアナリスト、メイヤー・シールズ氏は9月末時点で 9万8491ドルと予想している。

ゲルブ氏はインタビューで、「株安が主な要因だ」とした上で、 「市場は10-12月(第4四半期)に順調に持ち直してきている。純資 産が今四半期から再び持続的に増加すると考えてもおかしくない」と 語った。

650億ドル(約5兆700億円)に上る株式ポートフォリオと、株 式デリバティブに市況低迷が影を落とす中で、バフェット氏は投資攻 勢を強めている。同社は普通株やBOAの優先株、企業買収などに180 億ドルを投資した。S&P500種株価指数は7-9月期に四半期ベー スで2008年以来最大の下げを記録した。同社は9月26日、自社株買 い計画を発表している。

バークシャーの1株当たりの純資産は昨年4-6月(第2四半期) に3%減少。同四半期にS&P500種は12%下落していた。

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