ギリシャは無秩序デフォルトの「差し迫った危険」に直面-ソロス氏

【記者:Edith Balazs】

11月3日(ブルームバーグ):資産家で著名投資家のジョージ・ソ ロス氏は、ギリシャが無秩序なデフォルト(債務不履行)に陥る「差 し迫った危険」に直面しており、これは他の国の銀行で取り付け騒ぎ が発生する不安を高めると警告した。

ソロス氏は3日のブダペストでの講演で、ギリシャの債務削減は 「秩序立った形で行われなければならない」とした上で、欧州当局は ギリシャの銀行が存続し、預金が安全であることを保証する必要があ ると述べた。

同氏は「無秩序なデフォルトの真の危険が存在する。それが起き ると確信しているわけでは全くないが、差し迫った危険がある。他の 国でも銀行の取り付けが発生しかねず、それはまさにメルトダウンの 危険といえる」と語った。

ソロス氏はまた、欧州当局はギリシャに危機を脱するチャンスを 与えるため、救済基金である欧州金融安定ファシリティー(EFSF) を活用し、欧州中央銀行(ECB)などからギリシャ国債を買い取る べきだと主張。ギリシャの債務負担全体の20%軽減につながる民間の 自主的な50%減免についても「十分ではない」との見方を示した。

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