英国債(3日):下落-ギリシャ首相が国民投票の回避を示唆

3日の英国債相場は下落。株高 に加え、ギリシャのパパンドレウ首相が国民投票を実施しないと示唆 したことが手掛かりとなった。国民投票はユーロ残留への疑問を投げ 掛ける可能性がある。

欧州中央銀行(ECB)が大方の予想に反して利下げしたものの、 英国債は軟調となった。20カ国・地域(G20)首脳会議では債務危 機が協議される。英政府が2032年償還債を20億ポンド発行したこ とも長期債の売り材料。

パパンドレウ首相は暫定政権の樹立を野党に打診した。合意でき れば国民投票の必要はなくなると示唆した。

バンク・オブ・アメリカ(BOA)メリルリンチ・グローバル・ リサーチの債券ストラテジスト、ジョン・レース氏(ロンドン在勤) は「過去数日間はギリシャ動向あるいは将来の情勢が主な材料だった」 と指摘。「国民投票の有無にかかわらず、ユーロ圏全体の結末が依然 として大きな疑問だ。われわれは引き続き危険な領域にいる」と続け た。

ロンドン時間午後4時41分現在、10年債利回りは前日比8ベ ーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.37%。今週は

2.17%まで下げ、ブルームバーグがデータ収集を開始した1992 年以来の最低を付ける場面もあった。同国債(表面利率3.75%、 2021年9月償還)価格はこの日、0.755下げて112.065。

2年債利回りは0.55%で、前日からほぼ変わらず。2040年 12月償還債は8bp上げ3.37%となった。代表的な英国株指数で あるFTSE100指数は1.5%下げた後、反発し1.1%高で終了し た。

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