BOAは顧客離れを心配すべきだ、米銀大手で満足度最低-ハリス調査

主要米銀の中でもバンク・オ ブ・アメリカ(BOA)の顧客の満足度は最低で、競合他行へ乗り 換える可能性が最も高い。米市場調査会社ハリス・インタラクティ ブの調査で明らかになった。

3日に発表予定の調査結果によると、BOA顧客の9%は同行 の口座を使い続けるつもりは「全くない」という。この率はJPモ ルガン・チェースの3倍にあたり、ウェルズ・ファーゴと比較する と5割高いという。

米銀2位の預金残高を誇るBOAは、毎月5ドルのデビットカ ード使用料を導入すると発表し、一部顧客の怒りを買った。同1位 のJPモルガンや3位のウェルズ・ファーゴが同様の計画を取り下 げたのに続き、BOAも今週に入り計画を撤回した。それでも当座 預金口座などでの新たな手数料を嫌い、顧客が信用組合に口座を移 す可能性があるとハリス・インタラクティブのキャロル・ジスタル ダー上級副社長は指摘する。

同氏は2日のインタビューで、「当社のデータは各行が間違い なく懸念すべきであることを示している」と述べ、「銀行が収入を 埋め合わせる新たな手法を模索していることを顧客は分かっている。 これは長期的に見て、多くの顧客が銀行を乗り換える転換点となる かもしれない」と述べた。

調査結果で強調されるのは、銀行が顧客を引き留める上で直面 する課題だ。調査対象となったBOA顧客のうち、「全く満足して いない」と回答した割合は10%。JPモルガンでは2%、ウェル ズ・ファーゴでは7%だった。「顧客として大切にされている」と 感じるかとの質問には、BOAでは「普通」か「大切にされていな い」との回答が42%と、JPモルガンとウェルズ・ファーゴに対す るぞれぞれ30%の割合を上回った。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE