日産自:為替前提から2円程度変動しても現在の業績予想は変えない

日産自動車の志賀俊之最高執行責任 者は、今期(2012年3月期)の為替前提を1ドル=79.9円にしたことに ついて「現在の為替水準ではやっていけない」というアピールの意味合 いが強いと強調した。その上で、「2円ぐらいの差であれば変えない努 力をする」と述べ、多少の円高でも業績予想の修正には至らないという 見方を示した。都内で3日夕、インタビューに答えた。

日産自は2日の決算発表で、今期の為替前提を1ドル=79.9円(従 来80円)、1ユーロ=111.9円(同115円)に変更した。三菱自動車の1 ドル=78円などと比べ円安水準になっている。

円高で国外へ生産を移管することに関して、志賀氏は小型車「マー チ」の生産を海外に移すなどしているが、その代わりにリチウムイオン バッテリーや電気自動車など最新の技術を新たに日本で生み出すこと で、国内の生産や技術を守っていくと強調した。国内100万台の生産を 守る方針には代わりないという。

高級車ブランド「インフィニティ」の中国での生産については「ま だ決定していない」と述べた。日産自は2日、インフィニティの本社機 能を香港に設置すると発表した。

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