ギリシャをユーロ圏から追放せよ-ドイツ紙ビルトが支援否定の論陣

ドイツで最も読まれている新聞 ビルトは、ギリシャのユーロ圏追放を呼び掛けた。さらに金融支援実 施の是非を問うドイツでの国民投票の必要性を指摘し、欧州一の経済 大国である同国のギリシャへの不満増幅を浮き彫りとした。

3日付のビルトは1面で「ギリシャからユーロを取り上げろ!」 と主張。メルケル独首相とフランスのサルコジ大統領も初めてユーロ 分裂の可能性をちらつかせた。両首脳は、ギリシャの12月の国民投 票実施まで同国向け支援を棚上げするとし、救済策の是非を問う投票 結果が今後も同国が支援を受けられるかどうかを決定付けるとの認識 を示した。

ビルトは「もう十分だ!」と指摘し、「ギリシャ国民を助けるた めに巨額資金を費やしてきたが、ギリシャは国民投票で自ら貯蓄して 備える意欲があるのかどうかを明確にする必要がある。ドイツにも国 民投票が必要だ-ギリシャ国民にはもう支援しない、ギリシャをユー ロから追放しろ!」と論じた。

ドイツで最も影響力のあるビルト紙の論調は、国民投票実施を突 然決めたギリシャのパパンドレウ首相へのドイツの不満を浮き彫りに している。同国はギリシャ救済で最大の貢献国。

独仏両国はギリシャの国民投票について、同国がユーロにとどま るのか、それともドラクマの自国通貨に戻るのかを問う投票と位置付 けている。サルコジ大統領は、ギリシャ国民が救済策を拒否すれば、 パパンドレウ首相率いる同国政府は「1セント」の支援も得ることは できないと言明した。

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