ユンケル議長:ギリシャを是非ともユーロ圏にとどめたいわけでない

ユーロ圏財務相会合(ユーログ ループ)のユンケル議長(ルクセンブルク首相兼国庫相)は3日、ユ ーロ圏各国政府はギリシャが域内にとどまることを望んでいるが、是 が非でもとどまらせようとしているわけではないと述べた。

同議長はドイツのテレビ局ZDFとのインタビューで、「12月 4日はギリシャが国民投票を実施する日だが、同国はその日にユーロ 圏にとどまりたいかどうかという問いに答えなければならない」と述 べた。「われわれはギリシャがとどまることが望ましいと考えるが、 是が非でもとどまらなければならないと言っているわけではない」と 続けた。

ユーロ圏の首脳らはメンバー国の離脱の可能性を初めて認め、ギ リシャが救済パッケージの是非を問う国民投票を、同国がユーロ圏に とどまるかどうかを決定する投票と位置付けた。

フランスとドイツを中心としたユーロ圏諸国は2日、ギリシャの 投票が同国の将来を決定するまで同国向けの金融支援を棚上げするこ とを決めた。

ユンケル議長は、欧州はギリシャ問題で「永久にローラーコース ターに乗っているわけにはいかない」と述べた。

「われわれはどこへ向かっているのかを知らなければならない。 ギリシャはどこへ行きたいのかをわれわれに告げなければならない」 とし、「私はもちろん、ユーロ圏のメンバーの1国が離脱するのを防 ぐためあらゆる措置を講じなければならないという見解だが、離脱す ることがギリシャ国民の望みであるならば、強制することはできない」 と語った。

ユンケル議長によれば、当局はギリシャがユーロ圏を離脱する可 能性について「完全に心構え」があり、ユーロ圏全体への悪影響を確 実に防ぐ方法を検討している。

同議長はさらに、「ギリシャだけの問題ではなく、他の諸国へ波 及する危険がある。防護壁を構築するためあらゆる措置を取る。7日 のユーログループの会合でも取り組む」と語った。

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