蘭ING7-9月:大幅増益、予想上回る-2000人以上を削減へ

オランダの金融サービス最大 手INGグループの7-9月(第3四半期)決算は大幅増益となり、 利益がアナリスト予想を上回った。また、同社は2000人以上の人 員削減計画を明らかにした。

3日の同社発表によると、純利益は16億9000万ユーロ(約 1800億円)と、前年同期の2億3900万ユーロから増えた。ブル ームバーグ・ニュースがまとめたアナリスト12人の予想平均では 15億2000万ユーロが見込まれていた。主に不動産投資部門の一 部と自動車リース事業の売却による利益5億1600万ユーロが寄与 した。

同社は経費節減のため、オランダ国内の銀行事業で社員約 2000人と社外の契約社員700人を減らす計画を明らかにした。 銀行事業の調整後税引き前利益は29%減の10億6000万ユーロ。 ギリシャ債で評価損を計上したほか、金融市場からの収入が減少し た。

ヤン・ホーメン最高経営責任者(CEO)は発表文で「収益へ の圧力があるため、厳しい環境に適応し競争力を維持するため全社 的な経費削減の取り組みをあらためて強化しなければならない」と 説明した。「第3四半期はマクロ経済環境の減速と欧州ソブリン債 危機の深刻化で債券・株式市場が顕著に悪化した」との認識を示し た。

ギリシャ債は9月30日時点の市場価格で時価評価した。約 60%の評価引き下げとなり、税引き前ベースで4億6700万ユー ロの評価損につながった。

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