欧州株:反発、FOMC控え資源株高い-CEO休職の英ロイズに売り

2日の欧州株式相場は反発。 前日までの3営業日で約2カ月ぶり大幅安を演じていたストックス 欧州600指数は上昇した。米連邦公開市場委員会(FOMC)の 声明発表を控える一方、米民間部門の雇用者数が予想以上に増えた ことが手掛かりとなった。

英産金会社、ランドゴールド・リソーシズは上場来最高値を記 録。来年の金産出量が22%増加するとの見通しが好感された。英 豪系鉱山会社リオ・ティントを中心に資源銘柄が買われた。

一方、英銀ロイズ・バンキング・グループは4.4%下落。アン トニオ・ホルタオソリオ最高経営責任者(CEO)が医師の助言で 一時休職したことが売り材料となった。

ストックス欧州600指数は前日比0.9%高の237.22で終了。 この日の取引は方向感のない展開に終始した。同指数は過去3日で

5.8%下げていた。ギリシャのパパンドレウ首相が同国向け救済策 の是非を問う国民投票を実施する意向を示したため、反対多数でギ リシャがデフォルト(債務不履行)に陥るとの懸念が広がった。

PFAペンションのシニアストラテジスト、ウィトルド・バー ク氏(コペンハーゲン在勤)は「パパンドレウ首相が独自に呼び掛 けた国民投票が不透明感を引き起こしたものの、状況は3週間前と 比較するとまだ良い」と述べ、「ギリシャの周りに防護壁を築く取 り組みは続いている」と付け加えた。

この日の西欧市場では、18カ国中11カ国で主要株価指数が 上昇。ユーロ・ストックス50種株価指数が下落した場合の保険と して使われるオプションの費用に連動するVストックス指数は

1.9%低下し42.14。過去3営業日に42%上昇していた。

給与明細書作成代行会社のオートマティック・データ・プロセ ッシング(ADP)エンプロイヤー・サービシズが発表した給与名 簿に基づく集計調査によると、10月の米民間部門の雇用者数は前 月比で11万人増加した。ブルームバーグがまとめたエコノミスト の予想中央値は10万人の増加だった。

ランドゴールドは7.4%高の7235ペンスで終了。リオ・テ ィントは3.8%上げて3375ペンス。ロイズの終値は29.21ペン ス。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE