中国、2012年も世界の経済成長に最大の貢献へ-BOAボンド氏

中国は2012年も世界の経済成 長に最も大きく貢献し、インドがそれに続く。バンク・オブ・アメリ カ(BOA)のアジア担当チーフエコノミスト、T.J.ボンド氏が 北京で2日、見通しを示した。

同氏によれば、アジア最大の経済国である中国は、購買力平価ベ ースで2012年の世界経済成長の約30%を担う見込みだ。2011年 は約35%となっている。購買力平価を用いることで、同じ商品を購 入した場合の国による価格差を為替レートに反映させて国内総生産 (GDP)を算出できる。

ユーロ圏で債務危機が深刻化し、米国では景気後退への懸念が再 燃する中、中国は世界経済の明るい材料となってきた。経済協力開発 機構(OECD)が先週発表したところによれば、世界最大の人口を 抱える同国では来年8.6%の成長が予想され、ユーロ圏17カ国の

0.3%や、世界最大の経済国である米国の1.8%の見通しを大きく上 回る。

香港在勤のボンド氏は、アジア新興国は世界経済の成長のよりど ころとなったと指摘。ただしBOAは先週、世界経済が予想以上に悪 化していることを理由に、中国の今年の成長率見通しをそれまでの

9.3%から9.2%に下方修正した。来年の成長率見通しもそれまでの 9%から8.6%に引き下げ、欧州債務危機の深刻化が最大のリスク だと説明した。

インド中央銀行は10月25日、今年度(12年3月末終了)の同 国成長見通しを7.6%に引き下げた。それまでの予想は8%だった。

--Li Yanping, with assistance from Nerys Avery in Beijing. Editors: Nerys Avery, Lily Nonomiya

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: ニューヨーク 小林 恭子 Kyoko Kobayashi +1-212-617-5230 kkobayashi39@bloomberg.net Editor: Akiko Nishimae 記事に関する記者への問い合わせ先: Li Yanping in Beijing at +86-10-6649-7568 or yli16@bloomberg.net 記事についてのエディターへの問い合わせ先: Paul Panckhurst at +852-2977-6603 or ppanckhurst@bloomberg.net

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