マツダ:メキシコ新工場から北米向けの輸出を検討する-山内社長

マツダの山内孝社長兼会長は2日 の決算会見で、メキシコの新工場から北米向け輸出を検討すると述べ た。マツダは6月に住友商事と共同でメキシコに新工場を建設すると 発表、中南米向け中心の小型車の生産拠点とすることを明らかにして いた。

また、山内社長は北米工場の今後について、米フォード・モータ ーと話し合いがスタートしたばかりで、方針は決まっていないと語っ た。マツダは6月初旬、フォードとのミシガン州の合弁工場(AAI) でセダン「マツダ6」(アテンザ)の生産を終了し、山口県の防府工場 に生産を移す方針を発表した。

さらに、山内社長はタイの洪水による影響について「見通しが立 っていない」と述べた。他国で生産している同じ車種があるものは、 共通の部品を調達するように急いでいるという。マツダは洪水の影響 でタイ工場の車両生産停止を11月4日まで延長すると発表している。

マツダは同日の決算発表で、今期(2012年3月期)業績予想を下 方修正し、純損失190億円とした。従来予想は純利益10億円だった。 これにより、4期連続の赤字となる。円高などが響く。今期の為替前 提は1ドル=78円、1ユーロ=110円に見直した。

マツダの株価は、2日の終値で前日比5.4%安の158円。

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