中国株(終了):上海総合指数、6週ぶり高値-金融緩和の観測強まる

中国株式相場は上昇。上海総合指 数が6週間ぶりの高値となった。欧州債務危機や中国と米国の製造業 活動ペース鈍化を背景に、中国人民銀行(中央銀行)が景気押し上げ を狙って金融政策を緩和するとの観測が強まった。

中国民生銀行(600016 CH)は2.6%高。不動産開発の保利房地産 集団(600048 CH)は2%高。人民銀が流動性不足の緩和に動くとの見 方で短期金利が低下したことから、金融や不動産が買われた。鉄道線 路の建設などを手掛ける中国中鉄(601390 CH)は5.1%高と、9カ月 ぶりの大幅上昇。鉄道省が金融支援を受けるとの国営新華社通信の報 道が手掛かりとなった。

ソフトウエアの中国軟件与技術服務(600536 CH)と上海宝信軟件 (宝信ソフト、600845 CH)はそろって値幅制限いっぱいの10%高。 中国当局がソフトウエア製品の減税を実施すると、上海証券報が報じ た。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動す る上海総合指数は前日比34.09ポイント(1.4%)高の2504.11と、9 月21日以来の高値で終了。上海、深圳両証取のA株に連動するCSI 300指数は同1.7%高の2742.39。

上海坤陽投資管理の戴明ファンドマネジャーは「インフレ鈍化の 兆候が示されていることから、政策は一段と緩和されるだろう。投資 家はそれを取り込むため株式への配分を増やしつつある」と述べた。

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