BMW:「究極の収益マシン」の座から転落か-開発費増で利益率悪化

「究極のドライビングマシン」 をうたうドイツの高級車メーカー、BMWはもはや究極の収益マシ ンではないかもしれない。

高級車メーカー最大手のBMWは収益性トップの座を独フォル クスワーゲン(VW)傘下のアウディに明け渡すことになりそうだ。 販売の伸び鈍化に加え、新型「3シリーズ」関連支出の増加で利益 率が悪化した。アナリストらは、BMWの7-9月(第3四半期) の営業利益率が9.5%と、4-6月(第2四半期)の16%から低下 し、アウディの13%を下回ったとみている。

バンクハウス・メッツラーのフランクフルト在勤アナリスト、 ユルゲン・ピーパー氏は「四半期ベースの業績が非常に良好だった 時期は過ぎたことの表れだ」と指摘。「アウディの勢いの方が強く、 今後2、3四半期にわたってそうした傾向が続く公算が大きい」と 述べた。

BMWは2011年7-12月(下期)に約5億ユーロ(約540億 円)を投じ、コンパクトカー「1シリーズ」と主力セダン「3シリ ーズ」の次世代モデルの発売を目指している。高級車の需要鈍化も 一段の収益悪化を招く要因のようだ。

ブルームバーグがまとめたアナリスト16人の予想平均では、B MWの7-9月の利払い・税引き前利益(EBIT)は15億9000 万ユーロ、売上高は168億ユーロが見込まれている。同社は3日に 同期決算を発表する。

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