ドコモ:スマホ好調で通期予想微増、4000万契約獲得の中期目標も

国内携帯電話首位NTTドコモは 2日、今期(2012年3月期)業績予想を小幅増額した。スマートフォ ン(多機能携帯電話)浸透によるデータ収入増などが理由。16年3月 末にスマートフォン契約を4000万件に増やす計画も発表した。

修正後の純利益予想5140億円は従来比120億円の積み増し。前期 比では4.8%増となる。ブルームバーグ・データによるアナリスト20 人の事前予想平均5126億円を若干上回った。営業利益予想も200億円 上積みして、8700億円とした。

クレディ・スイス証券の早川仁アナリストは2日夕のリポートで、 修正後の純利益予想は、同証予想5200億円に対しては「やや下振れ」 だったと説明。同3位ソフトバンクだけでなく同2位KDDIも10月 に米アップルの端末「iPhone(アイフォーン)」販売に参入した ことでドコモの月間純増が「目先半減する恐れがある」と指摘した。

スマートフォン契約数は今年3月末現在240万件だが、データ通信 量の増大に対応した設備増強やヘビーユーザーへの通信速度制限などで 16年3月末に17倍とする計画。昨年12月開始した高速の3.9世代サー ビスの契約数も16年3月末に3000万件まで伸ばす方針だ。3月末は3 万件にとどまっていた。

今期のスマートフォン販売計画も従来から250万台増やし850万台 とした。KDDIの田中孝司社長も10月の決算発表でアイフォーン参 入を追い風に、同社の今期販売を従来計画よりも100万台強多い「500 万台を超える水準」まで伸ばせるとしていた。

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