ミシガン州が「景気健全度」で全米2位の高評価-自動車業界復活で

米ミシガン州経済は、自動車メー カーや地元製造業の復活を追い風に国内で2番目に速いペースで景気 後退(リセッション)から回復しつつある。米国各州の景気の健全度 を映すブルームバーグ米国州経済評価(BEES)指数が示している。

BEES指数によれば、米自動車産業の中心地であるミシガン州 は、石油ブームで所得が増加し税収の伸びが最も高いノースダコタ州 に次いで2位。このほかカリフォルニアとマサチューセッツ、イリノ イの各州が上位5位に入った。同指数は不動産や雇用、税収、株価な どを基に全米50州とワシントンの景気の健全度を算出している。

6月30日までの1年間とその前年を比較したBEES指数のデ ータによると、2009年6月に1年半に及んだリセッションが終了した にもかかわらず、15州の経済にはストレスがかかっている兆候が見ら れる。ニュージャージー州では住宅ローンの債務不履行率が全米で最 も上昇。同指数で最下位のノースカロライナ州はバンク・オブ・アメ リカ(BOA)の株価が圧迫要因となった。ニューメキシコ州では、 住宅価格が過去9四半期のうち8四半期で下落していることが響いて いる。

12年の大統領選挙に向けて現職のオバマ大統領と挑戦者の共和党 の候補者が準備を進める中、BEES指数は1980年当時の大統領選 の共和党候補ロナルド・レーガン氏が、再選を目指していた民主党候 補ジミー・カーター氏との討論会で投げかけた「あなたの暮らしは4 年前に比べて良くなりましたか?」という質問の答えを与えるかもし れない。

ノースダコタ州以外では08年末よりも状況が悪化しており、オ バマ大統領が抱える課題をはっきりと示している。

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