米人員削減:10月は前年比13%増、失業増が景気圧迫-チャレンジャー

米国の雇用主が10月に発表した人 員削減数は前年同月を上回り、失業増加が依然として成長加速にとっ ての障害であることが示された。

米人材あっせん会社チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマ ス(シカゴ)のリポートによると、10月に発表された人員削減計画 の対象者は4万2759人と、前年同月の3万7986人から13%増えた。 政府機関と金融機関による人員削減が高水準となっている。

ジョン・チャレンジャー最高経営責任者(CEO)は発表資料で、 「政府の歳出削減措置による影響の全容はまだ見られていない」と指 摘。「その一方で、欧州の債務危機が米金融業界に大惨事をもたらし ている」と説明した。

10月の人員削減数は前月比では63%減少。この数字は季節調整 前のため、エコノミストは前月比よりも前年同月比の動向を重視する。

部門別では、消費関連製造企業の削減数が7169人で最大。次い で小売企業も4264人と多かった。

政府機関の年初来の削減数は16万2373人で、金融機関は5万 4510人と、いずれも前年同期の水準を上回っている。

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