アジア株:MSCI指数、3日続落-ギリシャや米経済めぐる懸念で

2日のアジア株式市場で、MSC Iアジア太平洋指数は3日続落。このままいけば3日間の下落率とし て約1カ月ぶりの大きさとなる。欧州首脳らによるギリシャ救済合意 が破綻するとの懸念が強まったことや、米供給管理協会(ISM)が 前日発表した10月の製造業景況指数の低下が嫌気された。

欧州から総収入の16%を得るオーストラリアの投資銀行、マッ コーリー・グループは2.8%安。ギリシャがデフォルト(債務不履行) となれば銀行収益を脅かすとの観測が響いた。米国を最大の市場とし、 小売企業に玩具や衣料品を納入する香港のリー・アンド・フォン(利 豊)も下落。野村ホールディングスは4.1%安。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時57分現在、前日 比0.9%安の118.02。3日間の値下がり率は5.3%と、10月4日以 来最大。

豪ペンガナ・キャピタルで株式10億ドル相当の運用に携わるテ ィム・シュローダーズ氏は、「欧州で先週合意された解決策が相場の 不安定さを終わらせるかどうかで懐疑的な見方が広がっている。世界 経済をめぐる指標の悪化が不確実さをますます高めている」と述べた。

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