スペイン野党・国民党、地方自治体の改革に注力する方針-20日総選挙

スペインの地方自治体は、発足以 来最大の改革を迫られるもようだ。地方自治体は、格付け会社からス ペイン財政に対するリスクと指摘されている。

20日の同国総選挙で過半数議席の獲得が見込まれるマリアノ・ ラホイ党首率いる野党・国民党(PP)は、1日公表した選挙公約で、 地方自治体と中央政府の重複を避ける「新しい行政モデル」を生み出 す方針を打ち出した。自治体の資金調達システムの見直しと官民パー トナーシップの促進、債務危機で失った最上級格付けの回復を目指す 意向も表明している。

財務省勤務の経験を持ち現在はPP系調査機関幹部を務めるハイ メ・ガルシアレガス氏は「この問題を解決しなければ、何もできない」 とした上で、「地方を肥大化させてしまった。均衡予算を回復するた めには、対処する必要がある」と語った。

医療と教育支出を管理しているスペインの地方自治体は財政目標 を達成できず、自治体、中央政府双方の格下げを招いた。ムーディー ズ・インベスターズ・サービスは10月18日にスペインの格付けを 2段階引き下げた際、地方自治体について「深刻な懸念」があると指 摘している。

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