中国:インフレ鈍化で財政・金融政策緩和に一段の余地-エコノミスト

中国ではインフレがさらに鈍化す る兆しが出ている。欧州のソブリン債危機で輸出が脅かされる中、温 家宝首相が財政・金融政策を緩和する余地は広がりつつある。

中国物流購買連合会と国家統計局が1日発表した10月の製造業 購買担当者指数(PMI)の投入価格指数は1年5カ月ぶりの大幅な 低下となった。

中国人民銀行(中央銀行)は政策金利と預金準備率の引き上げを 見送ってきており、当局者らは欧州危機についてのリスクを見極めよ うとしている。

中信証券(CITIC証券)のエコノミスト、諸建芳氏(北京在 勤)は11月と12月のインフレ率が5%を下回る可能性があると予 想。7月は6.5%と3年ぶり高水準に達していた。同氏は過去2年間、 ブルームバーグ調査でインフレ率について最も精度の高い予想を提示 している。

諸氏は「食品価格と世界の原油価格はピークに達しており、これ はインフレが今後低下することを意味している」と指摘。「それによ り、成長持続に向けて融資の縛りを緩めるなど、政策緩和の余地が広 がるだろう」と述べた。同氏は10月のインフレ率が5.3-5.4%にな るとみている。

--Sophie Leung, Li Yanping, Victoria Ruan. Editors: Nerys Avery, Paul Panckhurst

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 野崎 ひとみ Hitomi Nozaki +81-3-3201-3549 or hnozaki1@bloomberg.net Editor:Akiko Kobari 記事に関する記者への問い合わせ先: Sophie Leung in Hong Kong at +852-2977-6126 or sleung59@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Paul Panckhurst at +852-2977-6603 or ppanckhurst@bloomberg.net

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