米グラマシー、身売りに向けPE投資会社から入札募る-関係者

9月に約5億5000万ドル(約 430億円)相当の不動産融資債務の解消に合意した不動産投資信託 (REIT)の米グラマシー・キャピタルは身売りに向け、プライベ ートエクイティ(PE、未公開株)投資会社から入札を募っている。 事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。同社の株価は一時9.1% 高となった。

同社のアドバイザーを務める米住宅金融大手ウェルズ・ファーゴ と同行傘下の商業用不動産取次業者イーストディル・セキュアードは 投資会社に対し、グラマシーの身売りに関する資料が提供されると伝 えている。情報の非公開を理由に同関係者が匿名で語った。ブラック ストーン・グループやセンターブリッジ・キャピタル・パートナーズ、 アンジェロ・ゴードン、TPGなどに入札を打診したという。

融資を返済できなくなったグラマシーは9月1日、米建物数百棟 を取引金融機関に差し出し、不動産融資の債務5億4970万ドルを解 消することで合意した。その後、同社は当局への財務報告を順調に提 出している。

米商業用不動産調査会社リアル・キャピタル・アナリティクスの 市場分析ディレクター、ベン・サイピン氏は「グラマシーは今では債 務返済や当局への要請に順調に対応しており、イーストディルはより 確実に引き受けが可能な関係者に対して、余裕を持って売り込むこと ができる」と語った。

グラマシーとセンターブリッジの関係者にコメントを求めて電話 を入れたが、返答はない。ウェルズ・ファーゴの広報担当者のほか、 ブラックストーン、アンジェロ・ゴードン、TPGの代表者もコメン トを控えた。

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