アジア勢米自動車販売:トヨタとホンダが自社予想下回る、日産好調

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(最終段落を追加して更新します)

【記者:Alan Ohnsman、Craig Trudell】

11月2日(ブルームバーグ):10月の米自動車販売は、アジア勢 ではトヨタ自動車とホンダが自社の予想に反して減少した。一方、日 産自動車と韓国のヒュンダイモーターカンパニー(現代自動車)は需 要改善を背景にアジア勢の販売増加をけん引した。

トヨタの米販売台数は前年同月比7.9%減少し、ホンダは0.5% 落ち込んだ。ただ、両社ともアナリスト予想よりは良い結果だった。 日産は18%、現代自動車は23%、起亜自動車は21%それぞれ増加し た。米自動車業界分析会社オートデータによると、米業界全体の販売 台数は7.5%増えた。

米国トヨタ自動車販売のボブ・カーター副社長は1日の電話会議 で、「残念なことに若干届かなかった」とし、「カローラ」の供給が 予想を下回ったことを理由に挙げた。

トヨタとホンダは3月の大震災による生産減少から立ち直ろうと 努めているが、今度はタイの洪水で部品不足に陥る可能性への対応を 迫られている。両社の販売は低迷したものの、米業界全体の販売台数 は季節調整済み年率換算で1330万台と、ブルームバーグがまとめた アナリスト14人の予想平均(1320万台)を上回り、2月以来の高水 準となった。

アナリスト5人の予想平均によるとトヨタは9.1%減少が見込ま れた。ホンダのアナリスト予想平均は2.5%減少だった。

悪天候など影響

自動車販売・価格情報サイト、米トゥルーカー・ドット・コムの アナリスト、ジェシー・トプラック氏は「トヨタとホンダは10月の 最初の3週間がかなり堅調だった」とし、そのため月間で販売増にな ると見込んだようだと指摘。「10月最後の数日間の金融市場の混乱と、 東海岸を襲った季節はずれの悪天候が月末の販売鈍化につながった」 と語った。

オートデータによると、トヨタの10月の米市場シェアは13.1% と、前年同月の15.3%から縮小した。ホンダのシェアは10.4%から

9.6%に低下。一方、日産は8.1%と、前年同月の7.3%から拡大。現 代自動車も5.1%(前年同月は4.5%)に上昇、起亜自動車は0.4 ポ イント上げて3.7%だった。

富士重工業のスバル部門の米販売台数は12%落ち込んだが、マツ ダは1.7%増加した。三菱自動車、スズキはそれぞれ14%、4.7%の 減少だった。

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