ギリシャ首相、国民投票はユーロ離脱ないことを確認へ-内閣も支持

ギリシャのパパンドレウ 首相は2日、欧州の救済策受け入れの是非を問う国民投票は、 同国がユーロ圏の一員であり続けることを確認するものにな るとの考えを示した。政権存続が脅かされる中で、首相はあ くまでも国民投票を実施する構えだ。

パパンドレウ首相はアテネで閣僚らに対し、「国民投票は 明確な負託であり、われわれが欧州と同じ方向に進むことと わが国のユーロへの参加を示すギリシャ国内外に対する力強 いメッセージになる」と発言。国民投票は「この方向性を最 も決定的な方法で保証するものだ」と述べた。発言内容は電 子メールを通じて配布された資料で明らかになった。

首相はまた、「板挟みにあるのは『この政府か別の政府か』 ではない」とし、「問題は『融資合意への是非』、『欧州への是 非』、 『ユーロへの是非』だ」と指摘した。

9時間に及ぶ討議を経て、内閣は全会一致で国民投票実 施を決めた。これを受けて外国為替市場で、ユーロはドルに 対して下げ幅を縮小。日本時間午前10時44分現在は1ユー ロ=1.3711ドル。一時は1.3637ドルまで下落していた。

首相は2日に仏カンヌを訪れ、20カ国・地域(G20)首 脳会議に出席する各国の指導者らに状況を説明する。

ギリシャ政府のモシアロス報道官は閣議終了後にアテネ で記者団に対し、国民投票は「可能な限り早い時期」に行わ れると述べた。

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