ブラジル株:ボベスパ指数は続落、鉱工業生産の減少と商品相場安で

1日のブラジル株式市場では、指 標のボベスパ指数が続落。2日間の下げとしては1カ月ぶりの大きさ となった。鉱工業生産の予想以上の減少と商品相場安を受け、景気が 悪化するとの懸念が強まった。

売上高でブラジル5位の住宅建設会社、MRVエンジェニャリ ア・エ・パルチシパソンエスが内需関連株の下げを主導。ボベスパ指 数に占める比重が最も大きい2銘柄である鉄鉱石生産ヴァーレとブラ ジル石油公社(ペトロブラス)は、金属と原油相場安が響いた。レア ル安で債務返済コストが上昇しているとの懸念から、牛肉生産で世界 最大手のJBSは指数構成銘柄で値下がり率1位となった。

ボベスパ指数は前日比1.7%安の57322.75で終了。この2日間の 下げ率は3.7%となった。指数構成銘柄のうち下落が57銘柄、上昇は 10銘柄。通貨レアルは1.7%安の1ドル=1.7450レアル。

BTGパクチュアルのアナリスト、カルロス・セクエイラ氏は1 日付の顧客向けリポートで、「投資家は再びブラジル株に資金を向ける 前にマクロ経済状況がはっきりするのを待つため、模様眺めの姿勢を とるだろう」と指摘。「ブラジルの経済活動が一段と鈍化すれば、利益 見通しの下方修正にもつながる。ここ数カ月は不安定な値動きとリス ク回避が当たり前になっており、今後数カ月もこうした状態が続くだ ろう」と述べた。

-- Editors: Richard Richtmyer, Brendan Walsh

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 若林有紀 Yuki Wakabayashi +81-3-3201-2263 Ywakabayash1@bloomberg.net Editor: Kanta Watanabe 記事に関する記者への問い合わせ先: Alexander Cuadros in Sao Paulo at +55-11-3017-4804 or acuadros@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: David Papadopoulos in New York at +1-212-617-5105 or papadopoulos@bloomberg.net

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