NY原油(1日):3日続落、ギリシャ国民投票でデフォルトを警戒

ニューヨーク原油先物相場は3 日続落。ギリシャのパパンドレウ首相が欧州首脳の合意した救済計画 を国民投票に問う方針を示したことから、救済が失敗に終わるとの見 通しが強まった。

5日前にまとまったばかりのギリシャ救済策をめぐって国民投票 を実施するとの方針を受けて、この日は株価やユーロが下落した。先 週は欧州首脳らによる救済策合意を手掛かりに原油は6.8%高と、 2月以来の大幅上昇を記録した。この日発表された中国の10月の製 造業購買担当者指数(PMI)は前月から低下した。

ブルー・オーシャン・ブローカレッジのエネルギーデリバティブ と調査部門のディレクター、カール・ラリー氏は「ギリシャの混乱が 引き続き市場で最大の焦点になっている」と指摘。「欧州動向に関す る懸念から、全般的にリスク回避の動きがみられる」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物12月限は前 日比1ドル(1.07%)安の1バレル=92.19ドルで終了した。先月 は18%高と、09年5月以来の大幅上昇となっていた。

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