ムーディーズ:米「AAA」格付け、赤字削減審議は決定的材料にならず

米格付け会社ムーディーズ・イ ンベスターズ・サービスは1日、超党派の米議会特別委員会による赤 字削減の審議で合意に達しなかった場合、それのみを理由に米国の格 付けを引き下げることはないとの見解を示した。

同社はこの日の発表で、合意が成立しなければ「一層ネガティブ」 だとしつつも、合意の欠如のみを理由に米国の「AAA(トリプル A)」格付け変更に至ることはないと述べた。政府が8月に合意した 赤字削減策に1.2兆ドルの裁量的支出の自動的削減が含まれているこ とをその理由に挙げた。

ムーディーズは8月、米国の最上級格付け据え置きを決めて以降、 見通しは「ネガティブ」を維持してきた。同社のシニアクレジットオ フィサー、スティーブン・ヘス氏は、ネガティブ見通しは通常12- 18カ月以内に解消されるか格付け変更につながるが、格付けや見通 しの変更はその期間中に限らないと説明した。

ヘス氏は1日の電話インタビューで、「特別委員会の審議結果がま ったく影響しないと言っているわけではない」と指摘。「ただ、それの みを理由に格下げに至ることはない。委員会での合意やそれに続く法 案通過を当社はプラスと受け止めるだろう」と述べた。 ‘

原題:U.S.’s Aaa Rating Not Dependent on Committee,

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