モルガンSを中心に銀行株が下落、ギリシャ国民投票方針で債務懸念

1日の米株式市場では、米モル ガン・スタンレーの株価が一時12%安となるなど、金融株が値下が りしている。欧州が決めた救済計画に対してギリシャが国民投票を実 施する方針を示したことで、域内債務危機が深刻化するとの懸念が強 まった。

ニューヨーク時間午前10時37分現在、モルガン・スタンレー 株は前日比6.3%安の16.53ドルと、81銘柄で構成されるS&P 500種の金融株指数で下落率トップとなっている。金融株指数は

2.3%の値下がり。シティグループは4.3%安、JPモルガン・チ ェースは4.1%下落となっている。

ギリシャのパパンドレウ首相は欧州首脳が合意した同国に対する 新たな融資計画を国民投票にかける方針だ。格付け会社フィッチ・レ ーティングスは、ギリシャのこうした動向は域内の金融安定を脅かし、 「無秩序な」デフォルト(債務不履行)を招くリスクが高まると指摘 した。

セカンド・カーブ・キャピタルのトーマス・ブラウン最高経営責 任者(CEO)はブルームバーグテレビジョンで、「マクロの不確実 性がこの日の材料になっているのは確実だ」と指摘。「欧州の解決策 が白紙に戻り、世界的なリセッション(景気後退)が発生するとの懸 念が多く存在する」と述べた。

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