スペイン国民党:格付け回復目指す、銀行と地方改革も視野-選挙公約

スペイン野党の国民党(PP) は、今月20日の総選挙で勝利した場合、予算削減で最上格付けの回 復を目指すほか、地方政府の改革や銀行強化の措置を講じる意向を表 明した。

マリアノ・ラホイ党首率いるPPは1日公表した選挙公約で、行 政の「重複」回避とコスト削減のため地方自治体の制度を整備し、官 民パートナーシップによる事業を推進するなどの方針を示した。同党 はまた、銀行の「不良資産の積極的な管理を促す」意向も明らかにし た。

世論調査によれば、ラホイ党首は総選挙で圧倒的な過半数を獲得 すると見られている。スペインの財政赤字規模はユーロ圏で3番目に 大きく、失業率は22.6%となっている。同国の金融システムは不良 債権の急増と借り入れコスト上昇に直面している。

格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは先月、ス ペインを「A1」に格下げした。ムーディーズは2010年9月まで、 S&Pは09年1月までスペインに「AAA」を付与していた。

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