出光:徳山製油所の原油処理14年3月に停止、経産省新基準で

出光興産は1日、徳山製油所(山口 県周南市・日量12万バレル)の原油処理機能を2014年3月に停止する と発表した。石油精製関連の設備は解体するものの、石油製品の物流拠 点としての機能や、石油化学製品を生産する徳山工場は残す方針だとい う。

徳山製油所の原油処理停止は、経済産業省が石油各社に求めている 新基準を受けたもの。同省は10年7月、重油からガソリンや軽油など付 加価値の高い製品を精製する「重質油分解装置」の装備率をグループや 企業ごとに改善することを義務づけた。製油所能力を削減すれば装備率 は上昇することから、国内で約2割の余剰があるといわれる精製能力の 削減が狙いの一つとされている。

都内で会見した同社IR・広報室の橋床泰治課長によると、徳山工 場で現在利用されている石油化学製品の原料ナフサの一部は、徳山製油 所から供給されているが、原油処理停止後はすべてを輸入に頼ることに なるという。橋床氏は製油所停止によって増えるナフサ輸入の量につい ては明らかにしなかった。

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