MFグローバルの経営破綻、当局の監視強化招く可能性-ボーブ氏

米ブローカー・ディーラーの持ち 株会社、MFグローバル・ホールディングスの米破産法適用申請によ り、米連邦準備制度理事会(FRB)はシステム上重要な金融機関の 定義の「再検討」と監視対象の拡大を迫られる可能性があると、ロッ チデール・セキュリティーズの銀行アナリスト、リチャード・ボーブ 氏は指摘する。

ボーブ氏はMFグローバルが31日に米連邦破産法11条の適用を 申請する前にブルームバーグとのラジオインタビューで、「金融業界の 相互関連性に注目している」と述べた上で、MFグローバルは「相互 関連性があるとは考えられておらず、監督当局の規制対象にならなか った。そのため同社はやりたいことができた」と語った。

同氏は、MFグローバルの破綻を受けて投資銀行のジェフリー ズ・グループやレイモンド・ジェームズ・ファイナンシャルなどがよ り厳しい当局の規制対象となるかもしれないとの見方を示した。

同氏はさらに、欧州債への投資が裏目に出たMFグローバルの破 綻は、システム上重要な金融機関の定義について「FRB当局者が再 検討に乗り出す」ことを意味すると指摘。より規模の大きい金融機関 に影響が及ぶ恐れがある相互関連性の強い企業は、金融規制改革法(ド ッド・フランク法)の下で「規制されなければならない」と付け加え た。

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