米フェアホルム:ゴールドマンとモルガンSの株式売却-BOA株保持

自身が運用する投資信託のフェア ホルム・ファンドで金融株への投資配分を増やした後に投資家による 解約に苦しんでいるブルース・バーコウィッツ氏が、シティグループ とバンク・オブ・アメリカ(BOA)の株式を保持する一方でゴール ドマン・サックス・グループとモルガン・スタンレー株を売却してい たことが分かった。

フェアホルムの米証券取引委員会(SEC)への「N-Q」様式 での10月28日の届け出によると、8月31日時点でのゴールドマンと モルガン・スタンレーの株式保有はゼロ。5月31日時点では、ゴール ドマン株626万株、モルガン・スタンレー株3480万株を保有し、市場 価値は計17億2000万ドル(約1350億円)と、純資産全体の約11%を 占めていた。

バーコウィッツ氏のファンドの年初から先週までの運用成績はマ イナス21%。同氏は、BOA株を5月31日時点の7730万株から8月 31日までに8190万株まで買い増した。一方、シティ株は約2%減らし 2080万株とした。BOA株は今年約48%、シティ株は33%それぞれ下 げている。

米ファースト・ロング・アイランド・インベスターズのエグゼク ティブ・バイスプレジデント、ブルース・シーゲル氏は、「投資銀行の 株式を売って商業銀行の株式を残すというのは恐らく、どの銘柄によ り大きな上振れが起こるとフェアホルムがみているかの表れだろう」 と指摘した。

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