米JPモルガン:MFグローバルの全資産に先取特権の実行目指す

米銀JPモルガン・チェースは経営 破綻した米金融会社MFグローバル・ホールディングスの全ての資産 に対して先取特権の実行を目指しており、同行の口座残高2660万ドル (約21億円)に先取特権を持つことができるとしている。

連邦破産法11条の適用を申請したMFグローバルの資産は410億 ドル。同社が持つ口座は5件で、全てJPモルガンの取り扱い。同行 は1日にマンハッタンの連邦破産裁判所に対し、MFグローバルが提 示した資金管理計画に異議を申し立て、資金の使用に制限が課される べきだと主張。同行は異議申し立ての中で、自らが事務幹事銀行や貸 し手を務めているMFグローバル向け与信枠に関連する相殺の権利を 持つため、全口座残高に対して先取特権を持つことが許されるとの見 解を示した。

MFグローバルが連邦破産法の適用を申請したことを受け、金融 機関は自己防衛に動いている。JPモルガンの広報担当、ジョゼフ・ エバンジェリスティ氏によると、同行のMFグローバルに対する債権 は8000万ドル未満。同行はMFグローバル・ホールディングスに対す る12億ドルの与信枠とブローカー・ディーラー部門向けの3億ドルの 与信枠を設定した金融機関の事務幹事銀行を務めている。

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