ブラジル株:4日ぶり反落-国内成長見通し悪化と欧州危機懸念で

31日のブラジル株式市場では、 指標のボベスパ指数が4営業日ぶりに下落。エコノミストらが同国成 長率予想を下方修正したほか、欧州債務危機をめぐる根強い懸念が悪 材料となり、資源株が売られた。

モルガン・スタンレーが投資判断を引き下げたブラジル最大の上 場衣料小売り企業、ロジャス・レナーが安い。鉄鉱石生産で最大手の ヴァーレは過去1週間余りで最大の下げ。金属相場安が響いた。食肉 加工会社マルフリグ・アリメントスは、ムーディーズ・インベスター ズ・サービスが債務格付け見通しを「ネガティブ」に変更したことか ら売られた。

ボベスパ指数は前週末比2%安の58338.39で終了。9月30日 以降の騰落率はプラス11%と、月間ベースでは3月以来の上昇とな った。指数構成銘柄のうち下落が54銘柄、上昇は13銘柄。通貨レ アルは2.6%安の1ドル=1.7157レアル。

証券会社ワルピレス(サンパウロ)のヘッドアナリスト、レアン ドロ・マルチンス氏は「ブラジル政府とアナリストらは、欧州危機に 加え、米国の鈍い成長と高い失業率が、ブラジル国内の消費減退に跳 ね返ってくると予想している」と指摘。「中国も減速の兆しを見せつ つある」と述べた。

ブラジル中央銀行がこの日発表したエコノミスト調査(中央値) では、2012年の同国成長率見通しは3.5%と前週時点の3.51%から 低下。下方修正は3週連続となる。調査は28日に約100人のエコノ ミストを対象に行われた。

-- Editors: Richard Richtmyer, Marie-France Han

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 若林有紀 Yuki Wakabayashi +81-3-3201-2263 or Ywakabayash1@bloomberg.net Editor:Akiko Kobari 記事に関する記者への問い合わせ先: Alexander Cuadros in Sao Paulo at +55-11-3017-4804 or acuadros@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: David Papadopoulos in New York at +1-212-617-5105 or papadopoulos@bloomberg.net

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