NY原油(31日):月間では09年5月来の大幅高、需要拡大に期待

ニューヨーク原油先物相場は 月間で2年5カ月ぶりの大幅高となった。景気回復を背景にエネルギ ー需要が拡大し在庫が縮小するとの観測が強まった。

第3四半期(7-9月)の米経済成長率はここ1年で最も高い伸 びを示したほか、原油在庫は14日終了週に20カ月ぶりの低水準に なった。この日の原油相場は下落。日本政府と日銀が外国為替市場で 円売り・ドル買い介入に踏み切ったことが手掛かりとなった。

CIBCワールド・マーケッツの商品ストラテジスト、キャサリ ン・スペクター氏は「先進国の在庫がそこそこ減少していることから、 需給ファンダメンタルズがかなり相場の支援になっているようだ」と 指摘。「需給バランスがひっ迫するには需要が徐々に拡大する必要が ある」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物12月限は前 営業日比13セント(0.1%)安の1バレル=93.19ドルで終了した。 月間では18%高と、09年5月以来の大幅上昇となった。