東芝:チェコ原発の技術仕様書を取得、仏ロ企業と共に-来年入札へ

チェコ共和国の国営電力会社、 CEZはテメリン原子力発電所の原子炉増設計画に伴い、入札参加が 予想される企業に技術仕様書を配布した。

東芝傘下のウェスチングハウス(WH)やフランスのアレバのほ か、ロシアのアトムストロイエクスポルト率いるロシアとチェコの企 業グループからの代表者は31日、首都プラハで6000ページに及ぶ 仕様書を受領した。応札期限は2012年7月2日。

チェコ政府は国内発電量に占める原子力発電の割合を現在の 32%から引き上げるため、新エネルギー戦略を策定中だ。福島第一 原発事故を受け安全性を懸念する声が高まったものの、中国やロシア、 イギリス、チェコなどは、排ガス抑制とエネルギー供給の両立を図る ため原子力発電の拡大に積極的だ。

チェコのマルチン・コツォウレク産業貿易相はこの日、プラハで の記者会見で「長期エネルギー戦略は、テメリンの2基の原子炉増設 にかかっている」と言明。「二酸化炭素排出量を削減し、同時に経済 的競争力を強化することを望むのであれば、新たな原子炉が必要とな る」と述べた。

原題:Toshiba, Areva Get Guidelines for CEZ’s