ホンダ:タイ洪水で北米の生産縮小へ、新CR-V発売に影響も

ホンダはタイで起きた洪水の 影響のため、米国とカナダの6工場で11月2日から10日までの生 産を当初計画から約50%縮小すると発表した。

ホンダが電子メールで配布した資料によると、土曜日の時間外労 働は11月いっぱい取りやめられる。また、11月11日には自動車の 組み立て作業を休止。12月に予定している「CR-V」2012年モ デルの発売日は「数週間」ずれ込む可能性があるとしている。

タイの洪水は7月以降、国土の80%以上に広がっている。同国 の自動車業界団体によれば、タイでの自動車生産は今年、当初予想よ りも30万台減る見通しだ。ホンダは今回の洪水に伴う財務への影響 をまだ評価できないとして、通期の業績予想は未定としている。

昨年は、米国で販売された「ホンダ」と「アキュラ」両ブランド の87%はホンダの北米工場で生産され、部品や材料も北米で調達さ れた。ホンダによれば、タイの工場は「いくつかの非常に重要な電子 部品」を供給している。

米国ホンダの販売責任者ジョン・メンデル氏はこれまでに、東日 本大震災の影響で出荷台数が計画を20万台下回っているものの、年 内にこの約半分を取り戻すとの計画を明らかにしている。広報担当の エド・ミラー氏は、この日発表された減産がこの計画に影響を及ぼす かどうかについて判断を下すのは時期尚早だと述べた。