英銀バークレイズ:スペインなど欧州5カ国の国債投資31%減らす

資産規模で英銀2位、バーク レイズは7-9月(第3四半期)に、スペインとイタリア、ポルトガ ル、アイルランド、ギリシャ国債への投資の合計額を31%減らした。

イタリア国債への投資は24%減らし41億ポンド(約5100億 円)相当とした。売却と償還によって保有高が減少した。財務担当デ ィレクター、クリス・ルーカス氏が31日のアナリストとの電話会議 で明らかにした。5カ国合計は80億ポンド。

イタリア債の減少については、「売却と償還によるもの」で、ク レジット・デフォルト・スワップ(CDS)でのヘッジによるもので はないと説明した。スペイン債は43%減の27億ポンド。

欧州連合(EU)は先週、銀行が保有ギリシャ債の評価額を 50%引き下げることに合意したと発表。国際スワップデリバティブ 協会(ISDA)によれば、自発的と見なされるため、CDSの決済 につながる事由とは判断されない見込みで、アナリストらはヘッジと してのCDSの有効性に疑問を投げ掛けている。

バークレイズによると、保有ポルトガル債は17%減の8億500 万ポンド。ギリシャ債は2300万ポンドと「極めて少額」という。

ギリシャとアイルランド、ポルトガル、スペイン、イタリアの企 業への融資は7%減の129億ポンドとなった。