三菱地所、三井不ともに4-9月減収減益、震災で分譲住宅減少(訂正)

三菱地所、三井不動産の国内不動産 大手2社が31日発表した4-9月期の連結決算は、両社とも減収減益だ った。マンションなど分譲住宅が大震災の影響による工期のずれ込みな どで収益が落ち込んだ。

三菱地所の売上高は前年同期比7.6%減の3980億円、純利益は同69 %減の87億円だった。三井不動産の売上高は同13%減の5735億円、純利 益は同32%減の166億円。

同日東証で会見した三井不動産の浅井裕史常務取締役は、事業全体 はおおむね堅調に推移しているとの見方を示した。一方で、工期のずれ 込みなどで今期の住宅分譲の計上戸数予想を従来予想の5900戸から5700 戸に引き下げると発表した。前期は6380戸だった。三菱地所のマンショ ン売り上げ計上戸数も今期は4700戸と前期6148戸から減少する見通し。

一方で、ビル賃貸事業は改善しつつあり、両社とも空室率は低下し た。三菱地所の空室率(単体、全国全用途)は今期(12年3月期)は

4.0%と11年9月の4.56%から低下する見通し。三井不動産の空室率 (単体、首都圏オフィス)は3.8%と前期末(3月)の4.0%から低下し た。三菱地所の加藤譲常務は「オフィスマーケットは底打ち感が出てい る。来年中には反転の兆しが出てくると思う」と述べた。

通期業績予想について、三井不動産は純利益を480億円(従来予想 470億円)、営業利益を1220億円(従来予想1150億円)に引き上げた。 三菱地所は業績予想を据え置いた。

株価終値は三菱地所が前日比45円(3.2%)安の1349円、三井不動 産は同20円(1.5%)安の1322円。

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