中国株(終了):上海総合指数、6日ぶり反落-当局の規制堅持方針で

中国株式市場では、上海総合指数 が6営業日ぶりに反落。温家宝首相が不動産への抑制策を堅持すべき だとの方針を示したことが響いた。同指数は今月、月間で1年ぶりの 大幅高となっていたが上げ幅を縮小した。

中国最大のセメントメーカー、安徽海螺水泥(600585 CH)は1.6% 安。地方当局は向こう数カ月、不動産業界に対する引き締め措置を厳 格に実施すべきだとの政府方針が重しとなった。銀行株も軟調。華夏 銀行(600015 CH)は3.1%下げ、交通銀行(601328CH)も1.3%安だ った。

上場鉄鋼会社として中国最大手の宝山鋼鉄(600019 CH)は1.7% 安と、約2週間ぶりの大幅下落。輸送インフラ建設を手掛ける中国中 鉄(601390 CH)は1.9%安。両社ともに7-9月(第3四半期)決算 が減益だった。

上海証券の塗軍ストラテジストは「当局が管理政策を維持してい るため、相場上昇を喜ぶのは時期尚早だ」と指摘。「相場は現行水準近 辺から一定の値幅で推移する可能性がある。緩和策をめぐる不透明感 が相場変動につながるだろう」と述べた。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動す る上海総合指数は前週末比5.16ポイント(0.2%)安の2468.25。上 海、深圳両証取のA株に連動するCSI300指数は同0.5%安の

2695.31で引けた。

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