台湾経済、7-9月は2年ぶり低成長-世界景気鈍化で輸出低迷

台湾経済の7-9月(第3四半期) は、2年ぶりの低成長となった。世界的な景気回復鈍化で輸出が打撃 を受けた。当局は成長率とインフレの見通しを下方修正した。

行政院主計処(統計局などに相当)が31日発表した7-9月期の 域内総生産(GDP)速報値は前年同期比3.37%増。マイナス成長と なった2009年7-9月期(1.21%減)以来の低い伸びにとどまった。 今年4-6月(第2四半期)の5.02%増からも減速。ブルームバーグ・ ニュースがまとめたエコノミスト13人の予想中央値(3.56%増)も下 回った。

KGIセキュリティーズのエコノミスト、ウェンイェン・ファン 氏(台北在勤)は統計発表前、「成長の勢いは失われつつある。台湾中 央銀行は年内、政策金利を現行水準に維持する可能性が高い」と述べ ていた。

7-9月期GDPは前期比では0.28%減で、09年以降で初の減少。 GDPの約3分の2を占める輸出は7-9月期に前年同期比11.6% 増えた。4-6月期は同14.6%増だった。

当局は今年の成長率予想を従来の4.81%から4.56%に、来年につ いては4.58%から4.38%に下方修正した。今年のインフレ率見通しは

1.51%と、従来予想の1.59%から引き下げた。

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