【注目株】ホンダ、パナソニ、TDK、村田、DNA、JT、三井不

11月1日の日本株市場で値動きが 注目される銘柄は以下の通り。

ホンダ(7267):販売管理費の減少などから、4-9月期の連結営 業利益は前年同期比81%減の751億円となった。従来予想は500億円。 タイ洪水による影響を合理的に算定することが困難だとし、従来2700 億円としていた2012年3月通期予想は未定に変更した。

パナソニック(6752):12年3月期の連結純損益予想を従来の300 億円の黒字から、4200億円の赤字へ大幅に下方修正した。赤字予想幅 は、過去最高だった02年3月期の4278億円と並ぶ規模。採算悪化に 悩むテレビ関連でのリストラ実施に踏み込み、構造改革費用を4040 億円追加する。

TDK(6762):12年3月期の連結営業利益予想を670億円から 350億円へ48%引き下げた。従来の4.9%増益予想が一転、45%減益 の見込み。電子部品の需要が想定より低調に推移するほか、為替の円 高、タイ洪水の影響を可能な限り考慮した。ブルームバーグが集計し たアナリスト予想平均値は360億円。また、グループ全体で1万1000 人の人員削減を実施する。

村田製作所(6981):12年3月期の連結営業利益予想を従来の840 億円から前期比28%減の560億円へ減額修正した。ブルームバーグが 集計したアナリスト予想平均値733億円を大幅に下回る。先進国の景 気低迷など景気の先行きが不透明であるほか、円高の継続、タイ洪水 によるサプライチェーンなどの懸念材料もあるとしている。

ディー・エヌ・エー(2432):4-9月期の連結営業利益は前年同期 比22%増の312億円だった。外部デベロッパーのソーシャルゲームを 中心にゲーム内専用仮想通貨の消費が拡大、ゲーム関連売り上げが伸 びたことなどが寄与した。4-12月期(9カ月累計)営業利益は、同 14%増の460億円を計画。また、「ノーモア★ヒーローズ」シリーズを 代表作に持つグラスホッパー・マニファクチュアとの合弁会社設立、 デジタルコンテンツ開発会社のプレミアムエージェンシーとの資本・ 業務提携も併せて発表した。

東芝(6502):急激な円高や震災の影響で電子デバイス部門などが 減益になったことが響き、4-9月期の連結営業利益は前年同期比 23%減の802億円となった。

JT(2914):国内たばこ事業の悪化から、4-9月期の連結営業 利益は前年同期比3.8%減の1930億円だった。為替のマイナスの影響 を見込み、12年3月期予想は従来の3360億円から3290億円へ下方修 正した。ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均値は3621億円。

三井不動産(8801):12年3月期の連結営業利益予想を従来の1150 億円から1220億円へ上方修正した。震災後の事業環境や各セグメント での進ちょく状況などを勘案した。ブルームバーグが集計したアナリ スト予想平均値は1195億円。野村証券では、上方修正は想定していた としながらも、発表はポジティブと見解を示した。

ルネサスエレクトロニクス(6723):4-9月期の連結純損失は 420億円(前年同期は412億円)となった。震災の影響によるグルー プの生産減や世界的な需要減、円高で売上高が落ち込んだことなどが 響いた。一方、震災からの復旧作業がほぼ完了し、災害損失引当金見 積額の再算定を実施したことで、災害損失引当金戻入額111億4500 万円を特別利益として計上した。

マルハニチロホールディングス(1334):水産品市況が比較的堅調 に推移したことや、震災後に内食需要や備蓄需要が増加したとし、4 -9月期の連結営業利益は前年同期比25%増の102億円となった。12 年3月期予想は、140億円から160億円へ引き上げた。

クラリオン(6796):12年3月期の連結営業利益は前期比7.4%増 の53億円となる見込み。従来予想は同29%減の35億円で、一転増益 予想となる。変動費および固定費の改善活動が寄与する。ブルームバ ーグが集計したアナリスト予想平均値は52億円。

フジクラ(5803):4-9月期の連結純利益は前年同期比80%減 の10億1600万円と、従来予想の20億円を下回った。銅価格の急落で 低価法による損失を計上、また事業構造改善費用の計上も響いた。タ イ洪水で被害を受けているとし、通期計画は従来の170億円から未定 へと変更した。期末配当予想も未定(従来3円50銭)とした。

TOTO(5332):消費マインドの改善を各種住宅支援策が支える 形で主力の住設事業で生産・販売とも回復し、4-9月期の連結営業 利益は前年同期比3.1倍の61億円だった。

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