米メディア王2人の秘蔵の美術品など競売に-予想落札総額は870億円

米ユニバーサル・スタジオのル ー・ワッサーマン元社長がかつて所蔵していたフランスの画家アンリ・ マチスの絵画や、メトロメディアのジョン・クルーゲ元会長のコレクシ ョンである仏彫刻家アリスティド・マイヨール作の3体のブロンズ像が 今後2週間にニューヨークで開かれるオークションに出品される。出品 作の総額は11億ドル(約870億円)を超えるとみられている。

美術品市場への投資に関する助言を行うアートベスト・パートナー ズ(ニューヨーク)の共同創業者、ジェフ・ラビン氏は「皆、今回の一 連のオークションを注視している」と指摘。「不透明感の強い時期には 美術品は格好の価値の保存手段になる。ただ、美術品は流動性が非常に 低いので資金面のニーズがあるなら投資すべきではない」と語る。

今シーズンの一連のオークションは、クリスティーズが11月1日 夜に開催する印象派・近代美術作品のオークションからスタートす る。マチスの1942年作の絵画「Robe orientale violette sur la robe blanche a la fenetre」は、2002年に死去したワッサーマ ン氏とエディー氏夫妻のコレクションの一部である7作品の1つ。 この絵画は最高600万ドルでの落札が予想されている。

マイヨール作の等身大のブロンズ像3体の予想価格は計250万- 360万ドル。収益金はコロンビア大学に寄付される。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE