台湾の鴻海精密:4四半期連続の減益-景気減速で電子機器不振

電子機器の受託製造最大手、台湾 の鴻海精密工業の7-9月(第3四半期)決算は、4四半期連続の減 益となった。世界的な景気回復の行き詰まりによるコンピューターや 電子機器の販売不振が響いた。

同社が31日発表した第3四半期の純利益は、前年同期比8.6%減 の192億台湾ドル(約510億円)となった。前年同期は210億台湾ド ル。ブルームバーグがまとめたアナリスト11人の予想平均は180億台 湾ドルだった。単体ベースの売上高は、前年同期比ほぼ変わらずの 6657億台湾ドル。

バークレイズ・キャピタルのカーク・ヤン(楊應超)氏(香港在 勤)は決算発表前、鴻海について「中国内陸部への工場移転が徐々に 完了することから、利益率は改善し続けるとみている」と述べていた。 同氏は鴻海株式に対する投資判断を「オーバーウエート」としている。

1-9月累計の純利益は前年同期比16%減の466億台湾ドル、単 体売上高は1兆8500億台湾ドルとなった。

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