連続介入は困難、ドル全面安で単独の買い支えに限界-みずほ証鈴木氏

みずほ証券の鈴木健吾FXストラ テジストは31日、ブルームバーグ・ニュースの取材に対し、ドル全面 安の流れの中で、日本が単独でドルを買い支えることには限界がある と語った。また、欧米が介入に対して難色を示している可能性がある ため、連続介入やドル・円の水準の押し上げを狙った強力な介入は難 しいとの見方を示した。コメントの詳細は以下の通り。

「具体的に1ドル=75円台は投機的と言って、かつ事務方に準備 を指示して、『断固たる措置を取る』と散々言っているにもかかわら ず、先週から断続的に円の高値を切り上げていた。円高は経済に悪影 響ながら、足元日経平均が9000円台に乗せており、今週国際会議が多 い中でやるかなというところもあったが、早めに動いた感じだ。あそ こまで言っておいてやらないと沽券(こけん)にかかわるので、言っ たことをきちんとやったということだろう」

「安住淳財務相もなかなか協調介入は難しいというようなことを 言っていた。そう考えると欧米は介入に対して色良い返事をしていな いと思うので、介入は連発できないだろし、(ドルの)押し上げ介入も 難しいだろう」

「10月中の為替相場全般の動きを見ると、ドル・円は確かに円の 戦後最高値を更新しているが、円はドル以外の通貨のほとんどに対し て安くなっているし、特にドルは全面安となっている。そうした中で 日本だけがドルを買い支えようとしても、その効果は限定的だろう」

---Editors:Masaru Aoki, Hidenori Yamanaka

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