米投機家の商品買い越し、8月以降で最大の増加-相場は10月に上昇

米投機家による商品相場上昇を 見込んだ買い越しが8月以降で最大の増加となった。米国と欧州の経済 成長見通し改善により、月間ベースの商品相場は過去約2年で最大の上 昇率を示している。

米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによると、資産運用会 社による米商品先物18銘柄の先物とオプションの買い越しは25日終 了週に13%増の83万1421枚となった。商品24銘柄で構成するスタ ンダード・アンド・プアーズ(S&P)のGSCI指数は10月に入っ て10%上げ、月間ベースでは2009年5月以降で最大の上昇率を示す 可能性が高い。

欧州首脳は27日、債務危機の救済策を発表し、米国の第3四半期 (7-9月)の実質国内総生産(GDP 、季節調整済み、年率)速報 値は前期比年率2.5%増となった。世界経済が再びリセッション(景気 後退)入りするとの懸念が広がる中、GSCI指数は9月に12%低下 し月間ベースでは08年11月以降で最大の下げを示した。需要見通し は9月以降、改善している。

ダブルライン・キャピタル(ロサンゼルス)で180億ドル相当の運 用に携わるジェフリー・シャーマン氏は「市場に吹いていた大きな向か い風が弱まっているようだ」と指摘。「全てに相関性があるように感じ る。特に欧州の状況や、欧州は対策を講じる計画があるという考え方に ついて、そう思う」と述べた。

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