ホンダ:10月の米国販売、予想外の増加見込む-受注残が追い風

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ホンダは、10月の米国の販売台数 がアナリストの予想に反して増加していることを明らかにした。これ に伴い、業界全体の販売台数が既に8カ月ぶりの高水準にあるアナリ ストの予想平均を上回る可能性がある。

ブルームバーグがまとめたアナリスト5人の予想平均では、ホン ダの10月の米販売台数は2.5%の減少が見込まれている。米国ホンダ の販売責任者ジョン・メンデル氏はカリフォルニア州カールズバッド での先週のインタビューで、東日本大震災の発生以降、出荷台数は計 画を約20万台下回っているが、工場の稼働延長に伴い年内にこの半分 を取り戻し、10月は4月以来初めて販売が増加するとの見通しを明ら かにした。

ブルームバーグが集計したアナリスト14人の予想平均によれば、 ホンダやトヨタ自動車の生産回復に加えて、米フォード・モーターと ゼネラル・モーターズ(GM)のフルサイズのトラックへの需要拡大 を受けて、10月の業界全体の販売台数(季節調整後、年率換算)は1330 万台に増加したもようだ。予想通りなら2月以来の高水準となる。5 月と6月には1200万台を下回った。

メンデル氏はサブコンパクトカー「フィット」の在庫不足に言及 し、「在庫を持つ全ての車種がうまくいっている」と指摘。ディーラー は低金利ローンなどを活用して6月半ばから8月に「ホンダ」ブラン ドを5万台余り、「アキュラ」ブランドを約6000台受注しており、そ れらの顧客が10-12月(第4四半期)の「追い風」になるとの見方を 示した。

同氏は、市場予想を上回るホンダの見通しについて、自動車業界 がアナリストの大方の見方よりも速いペースで回復しつつある状況を 示唆している可能性があると指摘。「活況とは言わないが、当社は受注 残の恩恵を素直に受けている」と述べた。

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