サルコジ大統領を野党が批判-欧州債務危機めぐる中国への支援要請で

フランスのサルコジ大統領は欧 州の債務危機対応で中国に支援を求めたことについて、野党の指導者 から批判を浴びた。

仏週刊紙ジュルナル・デュ・ディマンシュによると、仏社会党の オブリ第1書記は「ショックだ」とし、「中国を頼りにすることで欧 州は弱みを露呈している。欧州は中国に人民元の過小評価をやめるこ とや互恵的な商業合意受け入れをどうやって求められようか」と語っ た。

サルコジ大統領は先週、拡充されるユーロ圏の救済基金への協力 で中国の胡錦濤国家主席と合意した。両首脳の会談は、ユーロ圏首脳 会議が欧州金融安定ファシリティー(EFSF)のレバレッジを現行 の最大5倍に拡大し、実質的な規模を約1兆ユーロ(約107兆円)に 拡大することで合意した数時間後に行われた。

フランスの野党勢力が中国の役割に反対する背景には、大統領選 を半年後に控えていることや、フランスと欧州の公的債務をめぐる懸 念が強まっていることがある。